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Chen, Y. H.*; Tassan-Got, L.*; 原田 秀郎; 木村 敦; n_TOF Collaboration*; 他130名*
EPJ Web of Conferences, 146, p.03020_1 - 03020_4, 2017/09
被引用回数:1 パーセンタイル:61.03(Nuclear Science & Technology)CERNの中性子飛行時間測定施設において、長い中性子飛行距離を有する第1実験室に加え、短い中性子飛行距離位置に第2実験室を設計・建設した。パラレル・プレート・アバランチェ・カウンター(PPAC)を用いて、第2実験室における中性子ビームの空間的広がり及びエネルギー分布を測定した。また、第1実験室で観測され時間校正に使用されてきた線フラッシュは観測されないという知見が得られ、本観測結果に基づき、線フラッシュの物理的起源に関する考察結果を示した。
erovnik, G.*; Becker, B.*; Belgya, T.*; Genreith, C.*; 原田 秀郎; Kopecky, S.*; Radulovi, V.*; 佐野 忠史*; Schillebeeckx, P.*; Trkov, A.*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 799, p.29 - 36, 2015/11
被引用回数:4 パーセンタイル:32.95(Instruments & Instrumentation)冷中性子ビームを用いた測定から、熱中性子捕獲断面積を導出する際の問題点を指摘するとともに、導出する中性子捕獲断面積の系統誤差を低減するための手法について提案するものである。これまでの冷中性子を用いた測定では、標準断面積との相対値より、熱中性子捕獲断面積が導出されてきた。本研究では、冷中性子ビームのエネルギー分布によっては、中性子捕獲断面積のエネルギー依存性が1/v則からずれる核種について、10%以上もの系統的誤差を生じることを明らかとした。中性子捕獲断面積のエネルギー依存性を考慮した断面積導出方法を適用することにより、この系統誤差は補正できることを示した。また、これまでに報告された文献値のいくつかには、冷中性子ビームのサンプル中での自己吸収補正が行われていない問題点があることも指摘した。
五十嵐 信一; WRENDA W.G.*
JAERI-M 5975, 26 Pages, 1975/01
中性子核データの測定に対する要望リストをまとめた。これはIAEAの核データ部において毎年行っている調査に協力するためと、INDCおよびCCDN、NEANDCへの協力も兼ねて行ったものである。リストはすでに提出されている要望の内容を再検討することと、新しく国内研究者から提出された要望についてその妥当性を検討することにより、選択された内容のみを含んでいる。このリストの内容はIAEAがとりまとめて75WRENDAとして登録され、世界の研究機関、研究者に配布され、今後の核データ測定の資料の一つとして利用される。なお、この作業はシグマ研究委員会のWRENDAワーキンググループが行ったものである。